ですが、人は度々不愉快な出来事に遭遇します。
愉快な体験を想像していざ事を行ってみたら、とても不愉快な体験をする羽目になったという場合もあることでしょう。
なぜ人は愉快を求めながら不愉快を体験してしまうのでしょうか。
その原因の一つとして考えられるのは、楽しむために必要な準備が十分ではなかったというものです。
大抵の場合は準備を怠っていたというわけでは無く、事前に準備しておく必要がある事を知らないために、準備不足で失敗してしまうようです。
このような場合は、失敗してしまった結果を受けて、一体何が足りなかったのかを考えてみる必要があります。
一体「何が不足していたために失敗してしまったのか」見当がついたなら、次回はそれらも考慮に入れて準備をする必要があるでしょう。
少々不愉快な思いをするだけならまだしも、場合によっては命に関わる事柄などもありますので、どのような物事でも事前の準備は充分に整えておきたいものです。
自分自身は何もしていないのに、なぜか特定の相手に絡まれたり、嫌がらせを受けたりする場合もある事でしょう。
なぜ、何もしていないのにもかかわらず、その様な不愉快な思いをしなければならないのでしょうか。
このような場合は、問題が発生しているにもかかわらず、そのことに気づかなかったために、何も対策を施していない事がトラブルを引き起こす原因になっていると考えた方が良いでしょう。
このような不愉快な思いを解消するためには、自分自身が置かれた状況をきちんと把握し、相手の性質も理解しておく必要があるでしょう。
その様にして、自分が直面している問題の本質をきちんと把握できれば、適切な対応策が自ずと見えてくるのです。
トラブルが起きるという事は、どのような場合でも、自分自身の知識不足、経験不足が原因となってきます。
相手が悪いといくら愚痴をこぼしていても、それでトラブルが解決される事はありません。
どれだけ冷静に状況を分析する事が出来るのかというのが、トラブルを解決する、あるいはトラブルの芽を事前に摘み取るためにとても重要な能力になってきます。
不愉快な思いをさせられれば、誰でも腹が立つでしょうし、時には周囲へ八つ当たりをしたくなってしまう場合もあるかもしれません。
ですが、その様な軽率な行動が、トラブルを更に深刻化させてしまう場合もありますので、感情にまかせて周囲に対してアクションを起こしてしまうのはとても危険な行為なのです。
確実にトラブルを解決したいのであれば、五感をフル活用し、自分が置かれた状況を把握する事に努めましょう。
状況が把握できたら次は対応策ですが、適切な対応をしたいのであれば、トラブルに関わる全てものに関しての理解を深めなければなりません。
自分の置かれた状況を把握するのと同時に、自分に関わる周囲の状況も把握しておく必要があるでしょう。
それらが出来て初めて対応策を考える事が出来るのです。
自分自身がどのような結末を望むのか、きちんと整理をしてはっきりさせておく事もトラブル解消には必要な作業です。
いくらトラブルの原因が判明しても、自分自身がどのような結末を望んでいるのか分かっていない状態では対処のしようがありません。
自分自身の最終的な目標を一番最初に決めておきましょう。
そうでないと、対処療法のような事しか出来ず、いつまでもトラブルを解決する事は出来ないでしょう。
その様な事を続けている間にトラブルは更に悪化し、不愉快な思いをするだけではすまなくなってしまうかもしれません。
その様な事態を避けるためにも、自分自身が何を望んでいるのかを事前にはっきりさせておく事は重要なのです。
状況的に、とにかく対処療法でも良いから、すぐに対応しなくてはならない場合もある事でしょう。
その様な場合は、対処療法を試みるのと同時に、目標設定や原因の特定などを行う必要があります。
目標がないとその時々で芯がぶれてしまうので、対処の方法もまちまちになってしまい、矛盾した行動が目立つようになります。
原因が特定できていなければ、見当違いの対応を繰り返す事になってしまいます。
その様な状態では、いつまで経ってもトラブルを解消する事が出来ません。
ですので、例え時間がかかったとしても、トラブルの原因を特定し、目標をきちんと設定しておくのは重要な事なのです。
(2014年10月22日)
上記記事は、『銀の紐を越えて』掲載記事【騒ぎの背後に成長の種子がある(メッセージ18)】について、霊媒Mの通信精度向上に伴って、再度詳細な説明をお願いしたものです。
通信の送り手が提供する情報は同じであっても、受け手の霊媒の通信精度の違いによって、これほど内容に違いが出るのだという部分を感じて頂ければ、今回の試みに挑戦した目的は果たされていると思います。
Silvercord管理人
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