2014年3月1日土曜日

メッセージを地上に送る理由と霊界通信に向き合う姿勢[メッセージ修正版03]

私どもが人間の皆様にメッセージを送る理由は、人間の成長を促すことは、宇宙に暮らすすべての霊の成長にも深く関係があるからなのです。
人間だけではなく宇宙にも輪廻があり、宇宙も解脱を目指しています。
宇宙が解脱するためには、人間も今の境涯から解脱し、神々の境涯までたどり着く必要があります。
宇宙の解脱は神々にとっても重要な事柄であり、神々が更なる成長を遂げるために必要不可欠なものなのです。
この宇宙に関わるすべての霊は、いわば運命共同体のようなものなのです。
己の成長を望み、日々精進しているのは人間だけではなく、神々も同じで、更なる前進のために学んでいるのです。
人間や神々だけではなく、この宇宙に暮らす全ての霊は、霊的に成長することを目的とし、そのために必要な経験を日々積み重ねているのです。
宇宙に存在する全ての霊が、試行錯誤を繰り返す過程で学びを得るために、人間をはじめとした多くの生物たちが暮らす世界が存在しております。
その世界は、霊たちの成長に必要不可欠な経験が出来る、とても価値のある場所なのです。

人間に限らず、霊的に成長するためには、どのような物事に対しても、自ら経験することで確信を持てるようになる必要があります。
ですから、多くの人間が考えているような(宗教などで言及される)『神々による救済』のイメージは、現実には全く当てはまらないものであると考えてください。
人間が自分たちの力で事を成し遂げるという経験がとても重要であり、霊的成長には必要不可欠な要素なのです。
私どもが中途半端に手助けをして、人間が学ぶ機会を逸してしまうことは、人間を堕落させてしまうため、細心の注意を払いながら接しているのです。
一見理不尽な事柄でも、その経験が後の成長に繋がると判断したものであれば、人間から『適切な要請』があるまでは、一切手出しをすることはありません。
ここでいう『適切な要請』とは、人間が主体的に行動する事に連動して、神々など霊的な存在にしか関与できない事柄に関しての処理と、自分たちの活動に対する後押しを願うことです。
成果として現れるまでには時間がかかることもありますが、誤った方向へ進んでいなければ、必ず支援の手は差し伸べられます。
神々と心を通わせる事がとても大切です。
神々と心を一つにして日々精進していれば、今抱えている問題も、解決する術を必ず見つけることが出来るでしょう。

神々は、人間に都合の良いお願いを、何でも受け入れて聞いてくれるロボットではありませんので、そのことをよく肝に銘じておいてください。
ですが、人間には解決不可能な事柄を要求しているわけではないので、どんなに時間がかかっても、必ず解決する方法があるということも、よく覚えておいてください。
いくら経験が必要であるといっても、さすがに、人間に解決不可能な事柄まで、そのまま放置するようなことはありません。
そこのところはきちんと管理しておりますので、安心してください。
私どもが、人間のあるがままに任せている事柄は、すべて人間の力で解決可能な事柄なので、試行錯誤して答えを探してみてください。
諦めなければ、正しい答えはいつか必ず見つかります。


このような霊界通信は、現時点では、人間には検証不可能な事柄も多いため、盲信することはとても危険な行為です。
私どもが神であると語ったところで、それを証明する術は何もないということを、きちんと理解しておきましょう。
検証できない情報の判断は、とりあえず保留して、検証できそうな事柄に関しては、検証してみてから判断するようにしましょう。
よく理解できない事柄を安易に信じてしまうのは、自ら危険地帯に足を踏み入れ、犯罪に巻き込まれるようなものであるということを肝に銘じておきましょう。

神々と霊媒である人間が会話を交わすのは、人間同士や神々同士で会話するように簡単なものではありません。
ですが、異世界間での会話手段は、今のところ、霊媒を通じた霊界通信しかありません。
人間と神々という種の違いを超えた会話には、どうしても正確性を欠いてしまうという難点があるのです。
ですから、霊界通信に完璧なものは一つも存在していないという事を、きちんと理解した上で読んでください。

生活環境や日常での経験、これまでに学んだ基礎知識など、霊媒の個性の影響を大きく受けてしまうのが霊界通信です。
もし仮に、先入観や固定観念の強い霊媒が霊界通信を受ければ、通信内容自体が歪んでしまい、通信元が意図したものとは、似ても似つかない内容になってしまうこともあります。
なるべく自分の意思に左右されないように、細心の注意を払っていたとしても、ある程度は通信内容に霊媒の意思が反映されてしまうものです。
結果として、それらの情報には必ず偏りが生じてしまいます。
人間は機械とは違うので、ある程度の偏りは仕方がありません。
霊界通信は、神々と人間の間で伝言ゲームをしているようなものですので、非常に曖昧なものであるという前提で、慎重に接するようにしましょう。

学者たちが新たな技術や概念などの発見することで、将来的には、霊についても学術的に説明することが可能になることでしょう。
ですが、それはまだ遠い未来のお話ですので、確証のないものに接する際は、くれぐれも注意しましょう。

(2014年2月18日)





上記記事は、『銀の紐を越えて』掲載記事【メッセージを地上に送る理由(メッセージ5)】の内容について、霊媒Mの通信精度向上に伴って、再度詳細な説明をお願いしたものです。
通信の送り手が提供する情報は同じであっても、受け手の霊媒の通信精度の違いによって、これほど内容に違いが出るのだという部分を感じて頂ければ、今回の試みに挑戦した目的は果たされていると思います。

また、管理人の個人的な経験として、昨年末から今までの間に、霊界通信やチャネリングとしてインターネット上に公開されている幾つかのサイトを閲覧し、また霊媒Mの意見を伺う機会がありました。
その中には、何らかの霊的な存在の通信を受けていると思われるものの、霊媒の受け方が弱い為に曖昧な内容に止まっているサイトもあれば、霊的な存在は全く関わっていないサイトもありました。
それらの中でも最も危険だと感じたのは、何らかの霊的存在の通信を受けておりながら、通信の送り主の悪質な意図を見抜けないまま、多くの人々を誤った方向に導いている事例を実際に確認した事でした。
そちらのサイトについては、人々に及ぼす影響の大きさを考慮して、霊界の住人の皆様が霊界側の問題については対処したとのことですが、通信の受け手である霊媒自身の先入観の影響により、受け取った通信の内容が歪んでしまったり、通信の送り手の性質が的確に判断できない状態に陥っていた影響もあるようです。
その霊媒の方には、今後神々のメッセージを人々に伝える為の担い手になるチャンスが与えられたようですが、 どの様な選択をするのかはその霊媒の方次第なのだそうです。
この様に、霊的な存在からのメッセージをインターネット上に公開しているサイトの中には、私たちにとって参考になる所もあれば、誤った方向へ導こうと誘導する場所もありますので、ご覧の皆様には慎重に信憑性を見極めた上で、上手に霊界の住人の皆様のアドバイスを活用して頂きたいと思います。

ここでは、記事の中で取り上げたサイト名は伏せておきます。
管理人の個人的な経験を紹介する事によって、ご覧の皆様が霊界通信を取り扱う参考にして頂くのが目的で、特定のサイトを批判する意図は無いからです。
どのサイトがどの様な目的で運用されているのかを見極めるのは、そのサイトを利用する皆様の判断に委ねられるのだと考えております。

Silvercord管理人 





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